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  • #41 のべ1000種! 「キタンクラブ」のカプセルトイ開発術(古屋大貴さん前編)
    Mar 2 2025

    ▼番組概要

    今回はカプセル玩具メーカー、キタンクラブ主宰の古屋大貴さんをゲストにお迎えしました。

    シリーズ累計2000万個を誇る「コップのフチ子」などオルタナティブな作品を世に送り出し続ける古屋さんに、第5次カプセルトイブームと呼ばれる昨今の現象について根掘り葉掘りお聞きしました。次のカギは海外進出?

    ▼今回の内容

    今年で20周年/20人しか入らないオフィス/企画から一気通貫/これまでに1000種類/6割がオリジナル/専門店と制作会社の増加/客単価2000円前後/原価は20〜25%/第4次と第5次の違い/フチ子以前以後/カプセルトイの海外進出/一丁噛みしよう/専用売り場の先駆け/IPアベンジャーズ/子どもが間違って入ってくる/ソフビ人気/思い切り買えなかったフラストレーション/組み合わせの妙/ニッチ×SNS/月1の企画会議

    (用語補足)

    01:40 コップのフチ子…キタンクラブの人気シリーズ。OL風の女性「フチ子」が腰をかけたりぶら下がる姿勢をとるのが特徴で、原案は『サ道』などで知られるタナカカツキ

    03:38 #C-pla…全国にその地域オリジナルのお店を展開する、カプセルトイ専門店。各店違うテーマを持った「惑星」がコンセプト

    07:09 プレミアムガシャポン…「今までにないプレミアムなガシャポン」をコンセプトに、600円~最大で2,500円までの価格設定で、ハイターゲット向けの高級感ある商品を展開している

    08:08 小野尾勝彦…日本ガチャガチャ協会代表理事、株式会社築地ファクトリー代表取締役。1965年生まれ。著作に『ガチャガチャの経済学』がある

    13:37 リーメント…食玩および雑貨メーカー。オリジナルブランド商品「ぷちサンプルシリーズ」やキャラクターとのコラボレーション商品をメインに販売している

    15:58 ヤマシロヤ…上野駅前の5階建てのおもちゃ専門店。創業140年以上の歴史があり、流行りのアニメグッズからカプセルトイまで取り揃える

    16:35 PENGUINSOUVENIR…ペンギンが、旅先で蒐集してきたモノを気まぐれに並べたというコンセプトの「雑貨のおみやげ屋」として渋谷PARCOでオープン

    18:07 デハラユキノリ…イラストレーター。NIKE、asicsヨーロッパ、タワレコの広告などを手掛ける一方、作家として各国で作品を発表し続けている

    24:54 トイズスピリッツ…代表取締役は西村圭太氏。釣り具マスコットや食べられるソフトクリームメーカーなどコスパ度外視の商品で知られる

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    ▼ゲスト:

    古屋大貴(キタンクラブ主宰)

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    30 mins
  • #40  “オルタナティブな場づくり”を実践する秘訣とは? (SKWAT・中村圭佑さん後編)
    Feb 16 2025

    ▼番組概要

    ゲストは前回に引き続き、デザイン・設計事務所DAIKEI MILLS代表の中村圭佑さん!

    後編では、11月にオープンした「SKWAT」の事務所兼芸術文化センター「SKAC(SKWAT KAMEARI ART CENTRE)」をさらに深掘り。気になるマネタイズ方法や、億越えという初期投資の調達法、そしてどういった場づくりによってオルタナティブを実践しているかのマインドセットまで、その美学が分かる充実の内容になっています!

    ▼今回の内容

    内破する存在/オルタナティブの実践者/業界人が集まる空間から開けた空間へ/儲けたお金で投資/アマプロ/楽しい場所を作りたいという欲望/初期投資は億越え/ビジネスモデルの破綻/リスクと余白/形式化される怖さ/買っちゃう/長いアートプロジェクト/空き家問題の現在地/仮設性と俊敏性/あえての駅間/楽な方にいかない/オルタナコンビニ計画

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    ▼ゲスト:

    中村圭佑(DAIKEI MILLS代表)

    https://www.instagram.com/skwat.site

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    24 mins
  • #39 亀有高架下に突如出現した「SKAC」の仕掛け方(DAIKEI MILLS・中村圭佑さん前編)
    Feb 9 2025

    ▼番組概要

    今回は、デザイン・設計事務所DAIKEI MILLS代表の中村圭佑さんをゲストにお迎えしました。

    2020年にスタートした「SKWAT」の事務所が原宿から亀有に移転し、SNSで早くも大きな話題に。その仕掛け人である中村さんに、アートブックを販売する「twelvebooks」とレコードを販売する「VDS」、コーヒーショップ「tawks」を内包した、芸術文化センター「SKAC(SKWAT KAMEARI ART CENTRE)」の正体に迫ります!

    ▼今回の内容

    ずっとTikTok流れてくる/SKACの衝撃/いちアトラクション/休日は1日1000人/最寄駅が存在しない/事務所の移転/一般流通をバグらせる/どこの枠にもハマらない強さ/宙ぶらりんを成立させる/場を作る/だいぶアウトサイダー/公園的なもの/余白がある空間/UXのよさ/ハプニング性の肯定/コーヒーをこぼしたとき

    (用語解説)

    05:04 twelvebooks…2010年に東京を拠点に設立されたアートブック専門のディストリビューター。書籍の流通やプロモーションを行いながら、「TOKYO ART BOOK FAIR」の運営なども手がける

    08:00 grounds…フットウェアブランド。ファッションデザイナーの坂部三樹郎氏がディレクションを務める。DAIKEI MILLSは、ブランド初となる旗艦店の空間デザインを担当した

    09:33 VACANT…2009年に永井祐介氏が、空間と場の関係を巡る文化的な営みの思考と実践のために裏原宿に立ち上げたSpace&Studio。2021年に拠点を移転

    14:06 OUAT…2019年からデザイナーの田村遼佑氏が、独学でスタートしたブランド。特殊な生地や資材、縫製付属などをヴィンテージのリファレンスと組み合わせてクリエイションを行なっている

    21:25 VDS…西亀有を拠点とするレコードショップ。2024年11月に常磐線の高架下で、「VDS Tokyo」をオープン

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    中村圭佑(DAIKEI MILLS代表)https://www.instagram.com/skwat.site/

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    23 mins
  • #38 銭湯はカルチャーではなく“インフラ”?(小杉湯・関根江里子さん後編)
    Jan 26 2025

    ▼番組概要


    ゲストは前回に引き続き、株式会社小杉湯 副社長、株式会社ゆあそび代表の関根江里子さん! 後編では、昨今のカルチャーブームによって変容する銭湯の場をどのようにインフラとして捉え直すか、独自のマネタイズ方法から紐解いていきます。関根さんが語る、「目標は有形文化財」の真意とは?


    ▼今回の内容


    やったほうが怖くない/暖簾は結界/カルチャーブームの功罪/ジャックされたブランドの価値/ブランドメッセージの捉え方/広告の話をしない/ケロリンも広告だった/バズらせようとしていない/普通の銭湯でやらないことはやらない/ランナーの銭湯ニーズ/露出より体験/有形文化財の位置付け/カルチャーよりインフラ/受け入れられてると思ってない/オルタナコンビニ計画



    (用語解説)


    04:09 大人エレベーター…エレベーターに乗り込んだ妻夫木聡が、停止回でゲストと出会い、大人について語り合う「サッポロ生ビール黒ラベル」のCMシリーズ


    10:24 清水湯…明治時代に創業、100年以上もの歴史がある南青山の老舗銭湯。2008年にリニューアルした


    10:26 八幡湯…代々木八幡にある銭湯。近くにある代々木公園のランナーに人気がある


    22:07 IKEUCHI ORGANIC…1953年に創業。「最大限の安全と最小限の環境負荷」を理念にオーガニックコットン100%で作る今治タオルの製造会社。創業 120 周年にあたる、2073年までに赤ちゃんが食べても安全なタオルを創る目標を掲げている


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    ▼ゲスト: 関根江里子(株式会社小杉湯 副社長、株式会社ゆあそび代表) https://x.com/erikookireseki

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    25 mins
  • #37 「小杉湯原宿」はなぜサウナとポップアップをやめたのか(関根江里子さん前編)
    Jan 19 2025

    ▼番組概要

    今回は、株式会社小杉湯副社長、株式会社ゆあそび代表の関根江里子さんをゲストにお迎えしました。

    昭和8年に高円寺に誕生し、国登録有形文化財にも登録された老舗銭湯「小杉湯」。昨年原宿の中心地にできた商業施設「ハラカド」の地下1階への「小杉湯原宿」出店が大きな話題になりました。新しい銭湯にするためにやめた「サウナ」と「ポップアップ」、そのワケとは。そして100年続く文化を生み出すために関根さんが今、考えていることは。

    ▼今回の内容

    さっき行ってきたんですよ/ドライヤー課金問題/便利すぎちゃダメ/目を合わせる2、3秒/利便性の戦いが始まる/10年かかる/金曜日はゴールデンメンバー/常温のイオンウォーター/誰にも閉じない/インフラとしての銭湯/サウナをやめたワケ/回転率と売上/地下にある偉業さ/逆地下水/ポップアップブーム/銭湯はジャックする場所じゃない/常連客と観光客/企画やりすぎ説/お客さんは求めてない?/出さないやらない

    (用語解説)

    05:46 平松佑介…「小杉湯」の三代目。住宅メーカーで勤務後、ベンチャー企業の創業を経て、2016年から家業の小杉湯で働き始める。2017年に株式会社小杉湯を設立、2019年に代表取締役に就任

    11:25 ロウリュ…フィンランド発のサウナ入浴法のひとつ。サウナストーンにアロマオイルを足した水をかけて、水蒸気を発生させる。それによって体感温度を上げて発汗作用を促す

    17:59 堀田カーペット…1962年に大阪府和泉市で創業したカーペットメーカー。「一番気持ちが良い床」をコンセプトに、ウールのカーペットを展開している

    18:18 アンダーアーマー…1996年にアメリカメリーランド州で創業したスポーツ用ウェアブランド。汗をすばやく吸収・発散して身体を常にドライで快適に保つ機能「モイスチャートランスポートシステム」が最大の特徴

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    27 mins
  • #36 “顧客最優先主義”と“権限委譲”でなぜ2兆円企業に?(ドンキ・吉田直樹さん後編)
    Jan 12 2025

    ▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、「ドン・キホーテ」などを展開するPPIH代表取締役社長CEOの吉田直樹さん! 後編では、ドンキの世界観をさらに深堀り。テーマソングもマスコットも社員が制作していたり、カラコンやプロテインなどまだ根付いていない商習慣を開拓したりと、その独特な文化から同社が掲げる「顧客最優先主義」と「権限委譲」が見えてきました! ▼今回の内容 社長のピアノ伴奏で社員が歌う/作詞・作曲・ボーカル、田中さん/ドンペンも?/海外人気がすごすぎるドンペン/顧客最優先主義/断トツ売上No.1を作る/スニーカーガチャ/社員のアイデア/たまにドボンする/コロナ禍のマスク/いちいち仮説を立てない/失敗を許容する文化/TENGA文化の担い手/マグマはどこにあるのか/店舗入り口の謎の水槽/オルタナコンビニ計画 (用語解説) 01:01 サディスティック・ミカ・バンド…1972年にデビューした日本のロックバンド。のちにYMOを結成する高橋幸宏が在籍したことでも知られる。セカンドアルバム『黒船』は日本語ロック史に多大な影響を与えたとされる 03:02 ハラミちゃん…ポップスピアニスト。YouTubeでのストリートピアノの演奏動画で一躍有名になった。2022年には武道館ワンマンを成功させている 13:18 TENGA…セルフプレジャーアイテムとして2005年に登場。これまでにないスタイリッシュな見た目で、発売後1年で100万個が販売された 17:06 しいたけスナック…ドンキのPB(ピープルブランド)「情熱価格」の人気商品。「しいたけ嫌いの人にも美味しいと言わせた」という触れ込みが印象的 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com  #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan  https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 吉田直樹(PPIH 代表取締役社長CEO) https://x.com/naokiyo73846593


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    27 mins
  • #35 ドンキにインバウンド客が集まるワケ(吉田直樹さん前編)
    Jan 5 2025

    ▼番組概要


    新年1発目は、「ドン・キホーテ」などを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)代表取締役社長CEOの吉田直樹さんをゲストにお迎えしました。


    かねてよりTaiTanさんが「1番好きなブランド」と公言してきたドンキ。圧縮陳列やポップなど独特すぎる空間づくりで小売業界のゲームチェンジャーとなった同社は、最近では世界的スター、ブルーノ・マーズが出演するCMが放映され、インバウンドの最前線になるなど話題に事欠きません。ドンキの経営、その根幹に迫ります!


    ▼今回の内容


    1番好きなブランド/新型コロナで一気に減収/全部やろう/40代社員の充実/世界観維持の秘訣/空間創造のルール/憧れの日本はネオン感/日本っぽい/焼き芋食べた/安田会長の矛盾/ドンキだから仕方ないよね/MBAなんて大嫌いだ/バックグランドがばらばら/目利きと学歴




    (用語解説)


    02:59 本…『ドンキはみんなが好き勝手に働いたら2兆円企業になりました』(2024年、日経BP)のこと


    06:47 安田隆夫…「ドン・キホーテ」創業者。創業以来34期連続増収増益という驚異的な偉業を達成した立役者。現在はPPIHグループ創業会長兼最高顧問


    10:48 CVD+A…CV(コンビニエンス)、D(ディスカウント)、A(アミューズメント)を指す、ドンキの基本コンセプト


    14:11 ブラック・レイン…1989年のアメリカ映画。舞台は大阪と神戸で、松田優作の遺作としても知られている


    14:16 AKIRA…大友克洋による漫画。1982年から1990年にかけて「週刊ヤングマガジン」で連載。1988年には大友自身が監督を務めて映画化された


    15:30 ブレードランナー…1982年のアメリカ映画。SF映画の金字塔としてのちに多くのフォロワーを生み出した


    21:36 ドンペン…ドンキの公式キャラクター。1998年にドンキのお店を手伝うことになったペンギン


    21:50 ドンキにはなぜペンギンがいるのか…ライター・谷頭和希の初の著書。ドンキの歴史や経営戦略を社会学や建築の視点から読み解く


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    27 mins
  • #34 “都心再開発”をどう評価すればいいのか?(吉見俊哉さん後編)
    Dec 29 2024

    ▼番組概要


    ゲストは前回に引き続き、社会学者の吉見俊哉さん!


    後編では、終わることのない渋谷の再開発を中心にお話をお聞きしました。もともとPARCOなど丘の上に若者の中心地を作ってきた渋谷が、2000年以降はキャットストリートや奥渋など川筋を軸に展開していった!?

    再開発によって変化した街の歴史を深掘りしていきます!


    ▼今回の内容


    渋谷の再開発/丘を登るドラマ性/丘から川筋へ/大手町になりたい/区画と土地代/街の殺戮/MIYASHITA PARKと若者の溜まり場/首都高をなくす/面ではなく線で経験する/都市はパワポじゃない/書籍の拡張/ナビゲーターの重要性/フィールドミュージアム/オルタナコンビニ計画



    (用語解説)


    03:22 渋谷ストリーム…東急東横線の旧渋谷駅地上駅舎ホーム南部の線路跡地および周辺地域を再開発した高層ビルとして2018年開業


    04:48 キャットストリート…正式名称は旧渋谷川遊歩道路。裏原宿の中心を担うなど、1990年以降、若者文化の発信地として知られる


    05:02 奥渋谷…神山町、宇田川町、富ヶ谷を指すエリア。2000年代初頭は裏渋谷と呼ばれていたが、2010年前後より現在の愛称に


    06:25 渋谷サクラステージ…桜丘町、道玄坂一丁目に跨る高層の複合施設として2024年全面開業


    10:10 麻布台ヒルズ…麻布台一丁目・虎ノ門五丁目・六本木三丁目に所在する大規模複合施設として2023年開業


    13:04 MIYASHITA PARK…渋谷から神宮前に所在する低層複合商業施設として2020年開業。宮下公園は屋上に移転する形に


    19:45 東京時層地図…一般財団法人日本地図センターが手掛けるアプリ。明治から現代までの時間を軸に、東京の変遷を知ることができる


    21:27 都市のドラマトゥルギー…吉見さんの主著。盛り場の分析を通して近代日本の都市化を描く。弘文堂より1987年に刊行、現在は河出文庫版が入手可


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    ▼ゲスト:吉見俊哉(社会学者・東京大学名誉教授、國學院大学観光まちづくり学部教授)

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    27 mins